本の紹介

100年たったら

ずっと昔、草原にライオンがひとりっきりで住んでいました。ある日、飛べなくなった一羽の鳥が草原におりたち、一緒に過ごすようになりますが……。ライオンと鳥がたどる、はるかな時と巡る命を描いた、せつなく壮大な物語。(出版社の紹介より)

別れの日。ライオンは「ただ、あんたといたいんだよ」と泣いた。「また会えるよ。100年たったら」と鳥は言った。そして…今日、出会った人、これから出会うかもしれない人。その人たちとの繋がりを大事にしたい。こんな不確定な毎日だからこそ、”人”を、”未来”を信じたい、信じようという気持ちになります。

本の情報

  • 作:石井睦美
  • 絵:あべ弘士
  • 出版社:アリス館
  • 税込価格:1,650円